広島みなと夢花火大会

広島電鉄 769号
 夏といえば、花火、広島電鉄の公式サイトに宇品花火大会特別輸送の案内が出ていました。
 ★【電車・バス】7/23 宇品花火大会特別輸送のご案内 ひろでんアベニュー
私は、基本的に人混みに出るのが嫌いなので、花火を見に行くことはほとんどありません。行ってもメイン会場から離れたところで見るとか。今年は見に行く予定はありませんが、一昨年、昨年と、宇品の花火大会というか、花火大会の特別輸送を見に行きました。ちょうど青春18きっぷが使える最初の週末になるし、早朝から出かけなくても目的は達成されるので、行きやすいのです。
広島電鉄 5004号
 広島にはもともと大田川の花火大会と宇品の花火大会がありました。しかし、景気低迷の影響からか1回に統合されて、現在では「広島みなと夢花火大会」という名称で宇品で開かれています。人出も半端ではなく、広電は電車、バスともに特別輸送体制となりますが、とてもさばききれる人数ではないので、チャリで会場へ向かう人も多いようです。夕方になると本通など電停から人が溢れ返っていました。
 それで、電車の話ですが、見所は宮島線の連接車が、花火輸送に大量投入されること、その穴埋めに普段はラッシュ時しか走らない2000形や3100形が宮島線の直通運用につくこと、年1回しか使われない「0 海岸通」、「0 紙屋町」の方向幕を掲出した電車が走るということでしょうか。この画像は昨年のもので、宮島線からの応援組グリーンムーバー5004号、花火大会のステッカーも付けています。
 一昨年は最後までいて、帰りはすごい人でとても乗れるような状態ではなかったので、宇品から泊まっていた八丁堀のホテルまで歩くという悲惨な経験をしました。去年はその教訓を生かし、終わる前に電車に乗って帰りましたが、県病院前あたりまでは歩いた方が速いほどの電車の大渋滞、途中変電所の容量オーバーなのか、突然停電して電車が惰行するなど、得がたい体験をさせていただきました。
 広電では5月の連休のフラワーフェスティバルも多客でたいへんですが、花火の方は時間的には短いものの、お客さんの集中度が激しいので、もっとたいへんだと思います。関係者のみなさんは花火を見る余裕もないでしょう。今年もお疲れ様です。