チョコ電廃車へ

江ノ島電鉄 304F

 江ノ島電鉄でチョコ電の愛称で親しまれている304・354号が9月末で運転を終了するそうです。
 さよなら304&354号車 江ノ電オフィシャルサイト
 ☆消える最後の「チョコ電」/江ノ島電鉄☆ 神奈川新聞
クリームとマルーンの標準色は8月28日まで、9月4日からはクリームとグリーンの現在の標準色に塗り替えられ、9月30日まで運転、その間運転会や撮影会が企画されています。
 江ノ電のイメージというと、数としてはもっと新しい電車が多いにもかかわらず、もうなくなってしまった500形とかこの300形が浮かびます。このチョコ電の編成は、昭和初期に造られた、「タンコロ」と呼ばれるボギー車をつなげてつくった連接車ですが、車体更新、冷房化、台車の取替がされているものの、老朽化のため引退するとのことです。きょうの画像はチョコ電塗装として登場した3年前のもので、当時は「チョコ電」と書いた大きな看板を付けていました。これが廃車になると、300形は残り2編成となります。
 古きよき時代の江ノ電の面影をもった電車が消えていくのは、やはり寂しいですね。