阪堺 路面電車まつり2011 (その2)

阪堺電気軌道 モ170号
 間が開きましたが、続きを書いておきます。161形編です。
 少し前の路面電車まつりのときは、ヤードの部分に展示されているようないないような、放し飼い状態だった161形は、今回、展示が意識された配置となっていました。旧南海色の170号です。この後ろに2両ほどいたと思います。
阪堺電気軌道 モ172号
 これは建屋の本線寄りで、向こうに見えている2両がイベントのお迎え電車でした。
 手前の車両は167号で、お正月にも姿が見えず、調子が悪いらしいとのことでしたが、方向幕が抜かれていて、検査標記も外されていました。手続き的には分かりませんが、そのまま営業運転ができる状態ではなく、休車ないし廃車状態のように見受けられました。
阪堺電気軌道 モ164号
 こちらは建屋の中です。昨年レア塗装として登場した164号を中心に、3色揃って顔を並べていました。阪堺の宣伝には、161形がよく登場し、マニアの喜ぶような塗装変更が行われていますが、今年デビュー80周年を迎えるといいますから、遅咲きの大スターでしょうか。
阪堺電気軌道 モ164号
 そして161号と都電色、式典の反対側です。161号の塗装は、従来の旧塗装の車両と比べると、色調はやや落ちついた印象を受けました。人だかりが引いてから、式典の行われた側に回ったのですが、161号に取り付けられていたサボが外されてしまっていました。
 涼しくなるまでは、冷房のない161形は事実上の休暇になります。167号は気になりますが、後はまた季節が巡れば、元気な姿を見せてくれることでしょう。