西鉄北九州線最後の日(その2)

西日本鉄道 622号
 このやきとり屋さんは覚えています。仕事から電車に乗って帰ってきたお父さんが一杯ひっかけて、家へ帰ったのかなとか。あまり好きな言い方ではありませんが「絡めて」撮ったというやつですね。これも陣の原の電停前で、前回の3枚目の画像のパン屋さんの線路を挟んで反対側になると思います。
 最終日だったので、各電停には乗客整理の社員さんが出ていて、このような遮断機のない踏切での交通整理もされていました。
西日本鉄道 646号
 2枚目は皇后崎で、電停がちょっとだけ見えているのですが、その少し陣の原寄りの橋のところです。これも、後に見える工場の煙突を「絡めて」撮ったので、覚えています。「鉄都」北九州らしい眺めで、いわゆる撮影スポットでした。
 走ってくる電車はヘッドマーク付きの646号で、側面にはお別れのメッセージが書いてありました。
西日本鉄道 649号
 3枚目は現存区間で、熊西です。ずっと後で向かって左に分岐しているのが筑豊電鉄、右側が北九州線です。
 いかにも路面電車らしい架線柱の広告には、「めがねのイシモト」と書いてありますが、その下の緑色の部分には、「ここは熊西」と書いてありました。たぶん架線柱の広告の仕様で、同じようなものが沿線各所にあったのでしょう。この広告は今は跡形だけ残っています。
 電停ごとだと2回では終われませんでした。いつか続きをもう1回だけやります。