長崎電気軌道 路面電車資料館移転

長崎電気軌道 301号

 長崎電気軌道の本社にあった路面電車資料館が、長崎西洋館に移転しました。長崎西洋館というのは、浜口町の電停のそばにある長崎電気軌道が経営している線路の上に建っているビルです。
 路面電車資料館(さるく見聞館) 長崎電気軌道
 路面電車資料館が長崎西洋館に移転 西日本新聞
4月30日に再オープンしているので、今さら感がありますが、本社の旧資料室はイベントのときに見学させてもらった記憶があったので、そのときの写真でも探し出して、こんなものがありましたと書いたほうがいいかなと思っていたのです。
 それで探したのですが、資料室で撮った写真が見つかりません。というか、車庫内のイベント風景の写真はあるので、資料室は撮っていない可能性が高いようです。見学したのは確かで、たぶん1970年代に作成されたと思われる滑石方面への延伸計画の説明用パネルが保存されていたのが、特に印象に残っています。
 よそでもこういう貴重な資料を保管しているところはあると思うのですが、なかなか一般の目に触れる機会がありません。前の資料室はイベントのとき以外は、見学には事前申込が必要だったはずですが、今度の資料館は予約不要とのことなので、より見学しやすくなったのではないでしょうか。画像新たに展示されたという「同社の従業員が制作したNゲージの鉄道模型」も本格的なもののようだし、展示用のパネルにも新しいものがあるようです。
 そういうわけで、今日の画像は、テーマに直接関係あるものが用意できなかったので、探し出したイベントのときに写真の中から、浦上車庫で整備中の車両の様子です。