セントラム手ぬぐい

富山地方鉄道 デ9002号

 今日から富山で路面電車サミットが始まっています。
 路面電車で街に元気 きょう 富山で全国サミット開幕 北陸中日新聞
 路面電車サミットに合わせて、「セントラム手ぬぐい」がようやく発売されたそうです。1枚1050円、発売元は富山市大手町の呉服店「秋吉屋」で、総曲輪の「チャレンジドショップ」でも取扱いがあるそうです。
 セントラム手ぬぐい登場 朝日新聞
ようやくというのは、記事にもあるように、この手ぬぐいはセントラムの運行開始に合わせて、地元で企画したところ、「セントラム」は富山市が商標登録しているので、勝手に使うなということで、いったん発売見送りになったからです。商標登録といっても富山市が利益を上げるために登録したものではなくて、好ましくない使われ方をしたときに、正当な権利者であることを証することが目的なので、地元で企画したものをとやかく言わなくてもいいようなものですが、富山市が商標権を持つ以上、それは地方公共団体の財産であるから、無償使用させると法律違反になるらしいです。そこで、富山市でルールを決めて、今回の手ぬぐいが商標使用の第1号となったというわけです。記事によると、販売総額の数%を使用料として市に支払う契約とのこと。
 直接関係ないんですが、「ひこにゃん」って使用料がタダだとどこで読んだ気がするので調べてみたら、関連イベントが終了したので、例外を除き、この7月からは契約を結んで販売総額の3%の使用料を払わなければならくなるようです。「セントラム」の使用料数%というのは、具体的な数字が分かりませんが、相場を調べてやっているはずなので、そう無茶な設定ではないのでしょう。
 地元で自然発生的にこういう商品が生まれるというのは、素敵なことですね。