セントラム はじめてのゴールデンウィーク

　もう1回だけ富山のことを書いておきます。はじめてのゴールデンウィークを迎え、早くも後輩も迎えたセントラムは、クロとシロが当番でした。新設区間では、やはりグランドプラザ前での乗降が多いのですが、行楽日和だったからか、他の電停での乗降りも、前に比べると少し増えているような印象です。他方、西町の電停のそばの、旧西武百貨店前のファーストフードの店が閉店になっていて、対照的に見えました。
　運行ダイヤはほどほどに守られていましたが、やはり降車に時間がかかっています。だから信用乗車にすればよいというのは、私は飛躍していると思いますけどね。お客さんに不慣れな人が多いということですから。

　クロのセントラムは、桜のラッピングから、富山の鳥瞰図とある種のイメージを合成したハイブロウなデザインになっていました。さっき調べてみたら、「富山芸術環状線」という今度行われるイベント、電停にも掲示がしてありましたが、それに参加する建築家の方のデザインなんだそうです。
　http://agr.sblo.jp/
　とても高尚な催しのようで、私にはよく分かりませんが、こういうこともあるということで。

　ギンのセントラムは、南富山でお休みでした。大胆な人影のラッピングが施してありますが、これはこの秋に行われる「スポレクとやま2010」という行事の告知のようです。シロのセントラムは街頭レンタル自転車の宣伝だし、セントラムのラッピングは、どうやら地鉄ではなく、富山市に主導権があるようです。セントラムのようにデザインそのものが隙がなく完成されていると、広告に使うのは難しいように思うのですが、なかなかうまくこなしているように見えました。