富山路面電車環状線工事現場

富山地方鉄道 環状線 工事現場

 今日から連休に入って、3日間富山、高岡滞在です。富山に来るといつも忙しないので、1日1路線と豪華な日程にしました。今日は、今年年末に開業が予定されている、路面電車環状線の工事現場を見てきました。今のところ予定どおり今年末には運行開始ということですが、現在工事は最盛期で、未着工の箇所もあります。1枚目は丸の内の交差点、中央奥の方に軌道が延びて、白っぽい高層ビル、全日空ホテルのところで、右へ曲がります。この交差点は未着手です。
富山地方鉄道 環状線 工事現場
 交差点を渡って、お堀端を歩いていきます。歩道部分も同時に整備工事が行われているようです。2枚目は国際会議場の前です。富山ライトレールと同じいわゆる樹脂軌道のようで、まず露盤を設置し、そこにレールを敷設していく手順で進められています。お堀端の道は、東へいくほど工事が進んでいて、このあたりはもうレールがはめ込まれています。
富山地方鉄道 環状線 工事現場
 これは大手モールに入って、「国際会議場前」の電停ができると思われるあたりです。大手モールはもともと歩道が広く取られたゆったりした道だったのですが、軌道敷と工事ヤード、対面通行の仮設車道に仮設歩道と、幅員を目いっぱい使って工事が行われています。供用後に同じ場所で写真をとれたらいいなあと思いますが、ここが渡れるかどうかはわかりません。
富山地方鉄道 環状線 工事現場
 4枚目は平和通りに入って、総曲輪フェリオのとなりのグランドパーキングの前です。平和通りも東ほど工事が進んでいるようですが、いちばん交通が錯綜すると思われる、一番町の交差点は手付かずで、工程上はクリティカルな感じです。現在の車道より軌道面が高いのですが、完成形もこうなのか、道路をかさ上げするのかはよく分かりません。この周辺にも「グランドプラザ前」という電停ができるはずです。
富山地方鉄道 環状線 工事現場
 最後は西町の交差点です。舗装の色が変わってる部分がカーブしていますが、すでに何らかの工事が行われているようです。電車の見えているところへ線路が伸びていくはずです。
 最近も市当局は今年末の運行開始予定は変わらないと表明していたので、工程表上は間に合うことになっているはずですが、交通が錯綜している部分も多く、現場はたいへんそうだなという印象を受けました。
 さて、地鉄電車の方は今回久しぶりに、端から端まで行って、動画をまとめました。路面電車関係では、もうひとつの大きな工事、富山大橋の架け替えも進んでいて、一部で桁がかかっていました。