富山ライトレール 一部複線化計画

富山ライトレール TLR0608号

 3年後にライトレール複線化 読売新聞
富山ライトレールの奥田中学校前から八田橋の間の複線化の完成目途が、おおむね3年後になることが、富山市議会で示されたそうです。用地買収などが順調に進めばということで、地権者32人のうち28人から買収を終えた状況とのこと。
 この区間は、当初の計画段階から街路拡幅をして複線の軌道を通す計画で、最初から複線用の分岐器が設置されていて、暫定形として単線での運行になっています。八田橋から富山駅北までは、インテック前に交換設備があるだけですが、複線化によって、新駅での交換が可能になるため、奥田中学校前から富山駅北間の折り返し時間が10分から8分へ2分短縮されるとのことです。
 富山ライトレールの併用軌道では、自動車の交通量の多い区間でもあるし、渋滞緩和も期待されるんじゃないでしょうか。用地買収など相手さんのあることなので、目途どおりに進むのかはまだ分かりませんが、時間のかかることは切り離すという計画の進め方は、上手いなと思います。