ビール電車の話題

熊本市電 9702号

 今年もビール電車の季節がやってきました。熊本市電の安直かつ明快なネーミングのビアガー電が、今年は乗合方式の定期運行を止め、貸切運行だけになるそうです。
 定期ビアガー電 熊本市 今夏中止 朝日新聞
この記事を最初に読んだときに、居酒屋で飲むことを考えると3,600円は高いのかなと思ったんですが、「利用者数が1日平均二十数人と伸び悩み」と書いてあるんですね。1日1往復だったと思うんですが、定員28席の電車に「平均二十数人」のお客さんがいたら十分のような気がします。飲み放題とニュースカイホテルのちゃんとしたお弁当が出ていたようなので、もともと採算に乗りにくい企画だったのかもしれません。
 もっとも、一般的には、おつまみは持込みでの貸切方式が多いように思います。もうひとつ、万葉線のビール電車もはじまります。ここは、沿線各市の市長さんが「試運転」に参加して、新聞記事になるのが毎年恒例になっています。
 ビール電車で乾杯 高岡―射水の万葉線できょうから 富山新聞