熊本市電のいる風景

熊本市電 9702号
 熊本2日目です。朝、帰りのきっぷを熊本駅に買いに行って、先ごろ復活したSL人吉を見ました。熊本駅周辺は新幹線関連の工事が始まっています。市電の軌道も田崎橋から熊本駅にかけてサイドリザーベーションになる計画で、熊本駅前も少し駅よりに移設され、さらも軌道緑化の構想も出てきています。今日は、市電に乗ったり降りたり写真を撮ったりと、ぶらぶらと時間を過ごさせていただきました。市電のいる風景、1枚目は健軍神社の鳥居の前の9702号です。白い鳥居と白い電車、いい天気です。
熊本市電 8202号
 2枚目は水前寺駅通の8202号、ここでもJR新水前寺駅と市電の水前寺駅通を結節させる事業が進んでいて、JRの工事は始まっていました。ここの見どころですが、この豊肥本線のガードが低くて、市電が通過するときにパンタグラフが押し付けられて低くなります。ガードを超えるとパンタグラフが伸びるんですが、そのときに、電停側が少し高いので、電車があたかもくぐり戸をくぐりぬけてきた人のような動きに見えるんですね。この画像にはちょっとその雰囲気が出てるんですが、何を言っているかわけの分からない見どころで、しかも分かったとてどこが面白いか分からない話で恐縮です。
熊本市電 1352号
 3枚目は新町、おなじみのスポットでの1352号です。派手な全面広告は、地元の会社の商品で「すいかの力」という二日酔い防止に飲む食品の宣伝らしいです。このあたりでも建設中のマンションがありました。
 最後は動画です。5分あるとちょっと長いかなという気がするので、3分半くらいにしてみました。撮影場所もあまり考えず、その場所に通りがかった電車を撮っているだけです。

 前に来たのは2年前でした。あと2年すると九州新幹線が開通しているはずです。熊本市電沿線を2日間回ってみて、街も、そして市電も変わりつつあるという印象を受けました。