フラワーフェスティバルの広電 ２００９（その２）

　今年も恒例となった花電車が走りました。千田車庫を基点に、広島駅と横川駅を走るルートですが、朝、横川駅に留置されている時間帯があるので、見に行きました。マニアの他にも記念撮影をする一般の人、たまたま通りがかった人など集まっていました。この花は、例によって生花なんですが、こういうとき、本物かどうか花に触って確認しようとする人が必ずいますね。

　こちらは運行中の花電車です。運転士さんは、かなり年季の入った、襟のところに「広島電鉄」「チンチン電車」と書いてある青い法被を着ています。花の分量が増えたのか、ディスプレイに工夫がされているのか、以前よりも見栄えがする印象を受けました。とくにスポンサーが付いているわけでもなさそうですが、イベントの趣旨にもよく合っているし、続けてほしいものです。

　こちらの画像は、宮島線からの、たぶん商工センター発だと思いますが、臨時電車で広電前へ来た３１０１号が、折り返し西広島行きで走っているところです。走行音に特徴があって、マニア受けする電車ですが、普段ラッシュ時以外はまず見ることができないでしょう。もう1編成３１０２号も運行されていました。

　京都市電は全線で運行されていました。6号線にはあまり入らないと思いますが、いちいち勘定してないけど、3両くらいは走っていたと思います。京都市電と大阪市電は大活躍でした。神戸市電は５８２号が「フラワー会場経由」の札を付けて千田車庫にいるのが見えましたが、走っているところはお目にかかれませんでした。でも、久しぶりに広島で泊まってゆっくりできて有意義でした。