岡電「たま電車」デビュー

岡山電気軌道 7101号
 今年のゴールデンウィーク1日目は日帰りで岡山へ行ってきました。先日、わかやま電鉄貴志駅のねこの駅長「たま」にちなんだ「たま電車」がデビューしました。和歌山にも「たま電車」がありますが、岡山のは電車じたいが猫の顔のようにはなってなくて、ねこがいろんなしぐさをしているところがあしらわれています。これも水戸岡さんのデザインだそうです。最近「動物駅長」が各地のローカル線に登場し、それについては、いろいろ思わないでもないのですが、「たま」のようにある種の観光資源ともいえる存在になって、それが利用促進につながるのであれば、あまり難しいことを言わなくてもいいようにも思います。この「たま電車」も新聞やテレビでとりあげてもらうことによって、貴志川線の宣伝になるわけで、そういう意味での経済効果は小さくないはずです。
岡山電気軌道 7101号
 車内には、このように「たま」のポスターが貼られています。「たま」「たま」と書いてあるのが水戸岡さんらしいでしょうか。見ればそう感じる個性があります。実際のねこの目は丸くなるときは、黒目がもっと大きくなりますね。そこねこらしくなく黒目が小さいのが、「たま電車」の「たま」の個性になっています。
岡山電気軌道 7101号
 シートのモケットにもTAMAと書いてありました。車体でいうとクーラーの横にもTAMAと書いてあります。KUROやMOMOほど費用をかけた凝ったものではありませんが、水戸岡色の強い仕上がりになっていると感じました。ということで、このブログのバナーも変更してみましたが、細長く切り取るのが難しくて、あまり工夫のないものになってしまいました。