祝・開業2周年 富山ライトレール

富山ライトレール TLR0601号

 ゴールデンウィークですが、カレンダーどおりなので、あまり連休という感じはしません。2年前の4月29日は、富山ライトレールの開業日でした。富山ライトレールでは、この連休に開業2周年を記念した行事などが行われています。
 模型づくり・ライブに笑顔 富山ライトレール開業2周年 北日本新聞
 赤い車両 花で描こう 富山ライトレール2周年記念 北日本新聞
 「最高の笑顔」で2周年 富山ライトレール 車体に写真飾る 富山新聞
今日の画像は2年前の開業の日の富山駅北電停の様子です。乗車待ちの列がうねっていました。そのときに書いた記事がこれです。
 祝・開業 富山ライトレール - 猫電車日記
思い出しましたが、この記事は段落ごとに書きました。最初の段落は北日本放送の前のベンチで、次は岩瀬浜のタワーの横でというふうに。今読むとずいぶん気負っているように思いますが、あのときはやはり新しい路面電車の開業という「高揚感」のようなものがあったと思います。富山ライトレールについては、ことあるごとに書いていますが、開業のときの「高揚感」は、持続的なものに形を変えて、続いているような気がします。
 路面電車が街づくりの串に  富山ライトレール成功物語 中日新聞
この記事に書いてあることは、まったくそのとおりだと思います。記事にある「串とダンゴ」のたとえは、富山市の街づくりを説明する際によく出てきますが、街づくりが軌道に乗ってきているから、富山ライトレールが順調に走り続けていると言っていいんじゃないでしょうか。
 さらに、事業者としての富山ライトレールの努力も見逃せません。クリスマス、バレンタインの装飾、2周年記念の「笑顔の写真」を貼ったポートラムなど、電車を身近なものに感じてもらおうという試みは、やはり富山ライトレールの地域での定着に一役買っているだろうと思います。