札幌市電とSWIMO

札幌市電 243号

 久しぶりのSWIMOの記事がありました。「重厚長大健闘中」というシリーズの1回です。
 【すごいぞ日本】ファイル? 重厚長大健闘中(3) 産経新聞
鉄道車両の車輪は360mm以下だと脱線するという常識に挑戦し、250mmまで小さくして制御するノウハウを開発し、超低床化を実現した、そして電池の小型化、小さな電車に込められた新しい技術開発のストーリーが紹介されています。
 日本の鉄道車両の技術は世界でもトップクラスであることには間違いないでしょう。いわゆる低床LRVに関しては、ヨーロッパのメーカーが先行しましたが、それも日本ではLRVに関するニーズがなかったからであって、その後登場したSWIMOやリトルダンサーには、車両メーカーの長年のノウハウが生かされた創意工夫が見られます。リトルダンサーでも、新車が登場するたびに改善が図られています。SWIMOも札幌での実験を踏まえて、量産型では、より完成度を高めることでしょう。川重は海外市場を視野に入れていると思いますが、どこか国内でも、走ってほしいですね。
 さて、3月に札幌へ行って、SWIMO(札幌のSWIMO(スイモ) - 猫電車日記)とHi-Tram(札幌のHi-Tram(ハイ!トラム) - 猫電車日記)については動画を含め書きましたが、札幌市電の動画をやってなかったので、遅ればせながら編集してみました。丸っこい古い市電タイプの電車はいいな。50年くらい前のデザインとは思えないほど洗練されています。いろいろな広告電車がいたので、できるだけ多く登場するようにしてみました。
 
(4月はじめから間が空いていますが、何日分かはさかのぼって書くと思います。)