大阪市電の保存車の公開情報など

広島電鉄 904号

 大阪の地下鉄の駅に大きなポスターが貼ってありますが、3月23日に大阪市交通局の森之宮検車場で「なつかし車両まつりin森之宮」というイベントが開催されます。
  「なつかし車両まつりin森之宮」を開催します(地下鉄開業75周年記念イベント) 大阪市交通局公式サイト
 大阪市電の保存施設としては、住之江の市電保存館が知られていて、近年は定期的に一般公開されています。別にこの森之宮にも市電の保存車両があり、801号と2201号が今回のイベントで初公開となるそうです。801形は、今の路面電車の標準的なドア配置である「前中」をはじめて採用した車両として知られ、同時代の車両の中で独特のデザインで存在感がある電車であり、2201形は、前面に大きな窓を採用した大阪市電スタイルの標準的な車両で、どちらも市電保存館では見られないものです。
 今回はフェンス越しでの公開で、車内の見学はできないようですが、もともと公開を前提にした施設ではないので、これらの車両を見学する貴重なチャンスだと思います。今日の画像は、広島電鉄に移って900形となった大阪市電2601形、広島市民球場の前です。移籍後30数年経ちますが、現在は主に7号線や9号線で活躍しています。
 さて、広島電鉄ではグリーンムーバーmaxの10編成目となる5110号が3月5日から運行を開始します。
 3/5 「グリーンムーバーマックス」が10編成に増えます! ひろでんアベニュー
グリーンムーバーmaxは10編成導入すると発表されていましたので、これでひとまず予定完了だと思います。また、広電では3月1日から白島線でのICカードPASPYの使用も始まっています。