都電の新車デザイン決定など

都電 7505号

 一般投票を行っていた都電荒川線の新車8800形(予定)のデザインが決定し、東京都交通局から発表されました。
 都電荒川線の新型車両のデザインが決定しました。東京都交通局公式サイト
 鉄道ファン必見! 都電荒川線の新型車両デザイン 産経新聞
 新型車両は丸み 都電荒川線 デザイン決定、来春から運行 東京新聞
 結果は、前面が傾斜し丸みを帯びた「1案」が、1263票中642票という過半数を獲得し、採用となりました。3案の中では、今風というのでしょうか、スタイリッシュなデザインの都電が登場することになりました。2009年春に2両が導入されます。
 もうひとつ、富山市が進めている路面電車環状線化事業が、上下分離方式導入の前提となる、地域公共交通活性化法に基づく「軌道運送高度化実施計画」の認定を受けたという記事が出ていました。認定第1号だそうです。
 国交省、富山市の路面電車環状線化を認可 「上下分離方式」で全国初 北日本新聞
 下分離の新軌道認定 高度化特例措置 国交省、適用第1号 中日新聞
 国交省 路面電車の環状線化計画認定 読売新聞
国土交通省のプレスリリースはこちらです。
 地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく軌道運送高度化実施計画の認定について(第1号認定)(富山市、富山地方鉄道(株)) 国土交通省
 この中の「軌道運送高度化事業として行う措置」という資料には、高度化事業の内容として、(1)軌道の延伸と環状運転化、(2)新型車両の導入、(3)制振軌道の導入、(4)停留場のハイグレード化があげられていて、ポートラムのお友達のような電車が西町を行く絵が載っています。
 計画自体は既報のとおりで、各記事から総合して今後のスケジュールを書いておくと、今年の春ごろから地下埋設物の移設工事、夏から秋にかけて軌道工事に着手するとのことです。完成予定は違うことを書いている記事がありますが、正式発表では平成21年12月、つまり2009年12月となっています。