嵐電天神川駅工事現場(その2)

京福電気軌道 613号

 京都へ行ってきました。さほど雪が積もっているわけではないけれども、「寒い」というより「冷たい」という感じで、ときおり激しく粉雪が舞います。画像は、先月ちょっと見た新しい駅、嵐電天神川駅の工事現場です。四条大宮方面行きの乗り場はほぼ出来上がっていますが、嵐山方面行きの乗り場は盛土をしてあるように見えるだけで、あまり進んでいないようでした。画像でいうと、この向かってすぐ右側に地下鉄への出入口ができるようで、接続の利便が図られるようです。そちらはまだ供用されていませんが、もうできあがっているようでした。
 (1)延伸効果 朝日新聞
嵐電天神川駅のすぐ横の区役所などの入るというビルも、ほぼ完成しているようです。蚕ノ社の鳥居の近くで、横断幕を持った数人の人々が、何事かを世の中に訴えていました。電車の窓から見ただけなので、何を訴えているのかはよくわかりませんでした。
 さて、嵐電では、3月1日に「301号車復活イベント」が予定されています。駅や車内でも掲示されていました。
 301号車復活イベント開催 京福電気鉄道公式サイト
昨年運用を離脱し、解体予定だったモボ301号が、新駅の開業に伴う乗客増などのために、急遽復活することになったそうで、それを記念しての貸切運転と撮影会が行われます。いったん引退した電車が復活する事例は、ないわけではないですが、珍しいですね。イベントは2回実施され、各回40名、有料制で事前に同社に申し込むようになっています。