祝 幸橋開通の福鉄電車
福井市街地の大動脈、幸橋の架替工事が終わり、6年ぶりに福鉄電車が仮設橋梁から新しい橋へ移るというので、福井へ行ってきました。
10月下旬というのに、橋の上で電車が通るのを待っていると、夏のような日差しです。
新しい橋は幅も広がり、歩道も一体になりました。地熱を利用した融氷装置も組みこまれているそうです。福井鉄道の軌道も洗練されたセンターポールになって、最新のインファンド軌道が採用されています。見た目にも明るくなっています。
今日の福鉄電車は新しい橋の開通記念ということで、記念運行されたモ802号ともう1編成770形に「祝 幸橋開通」と鉄道の日のテッピーが描かれたステッカーを付けていました。後の新聞記事にも書いてありますが、ちょっとしたハプニングがあって、モ802号は午前中2往復した後、パンタグラフが故障して3往復目が運休、午後からはモ803号が代走しました。
新しい軌道は揺れが非常に少なく、滑るように橋を渡っていきます。それにしても、市役所前を出て、スーッと加速してそのまま橋を渡っていく様子は、今まで仮設橋梁への進入で信号待ちが必ずあったことを思うと、とても新鮮に感じられました。この時間短縮効果は大きいでしょう。
いつもはグッズ類はあまり買わないのですが、開通記念のマグネットを2セット購入してきました。200形と610形がプリントされているので、2つくっつけると楽しかったりします。
最後にこの関係の新聞記事を紹介しておきます。
幸橋開通へ夜通し作業 福鉄軌道切り替え 中日新聞
“新装”の幸橋 車窓から体感 福鉄イベント電車往復 中日新聞
鉄道ファンも集う 6年ぶり幸橋全面開通 朝日新聞
幸橋が全面開通 福井 6年ぶり、幅17メートル広く 福井新聞