熊本と豊橋の新車の話題

熊本市電 1205号

 熊本市電の新車について、市議会での答弁が記事になっています。
 新車両2両導入へ 熊本市電、新幹線見据え 熊本日日新聞(閲覧には会員登録が必要)
「来年度中をめどに市電に最新型の超低床車両を二両導入する方針」で、車両費は計5億円という以上に詳細な情報はありません。「最新型」とわざわざいうからには、今の新潟トランシス製のLRVとは違うという意味だと思われます。日本ではじめて超低床電車を導入したのは熊本市電なので、また新しい車両が登場するのかもしれません。
 あわせて1億5000万円を投じて、電車優先信号システムを取り入れるそうで、熊本駅〜辛島町は2分短縮の8分程度、上熊本駅〜辛島町は2.5分短縮の9.5分程度の時間短縮効果が見込めるとのこと。新幹線開業を控えてとのことですが、熊本市電は何かと意欲的です。今日の画像は熊本市電上熊本の電停です。
 豊橋に来年導入されるLRVの購入資金に充てる基金に、豊橋商工会議所が1000万円を寄付したそうです。
 豊橋商議所がLRVに1千万円 東海日日新聞
車両の購入費用2億5000万円の半分が事業者負担となりますが、これをカバーするために商工会議所や市民団体が設けた基金で、同時に一般市民、企業からの寄付受け付けも正式にスタートしたそうです。市民や財界が一体となって、車両の購入費を支援して新しい電車を走らせる、いくら集まるかがもちろん大事なんでしょうが、そういう心意気が何よりも素晴らしいと私は思います。