嵐電 妖怪電車に乗る

嵐電 妖怪電車
 今日は午後から仕事で京都へ行っていました。夕方に終わったので、帰りに嵐電の妖怪電車に乗ってきました。この妖怪電車は、映画村での妖怪のイベント開催に合わせて運行されていて、ダイヤは公式サイトで発表されています。
 嵐電 妖怪電車 京福電気鉄道公式サイト
私が乗ったのは、18時15分四条大宮発嵐山行で、結構混んでいました。妖怪電車は臨時電車の扱いで、3分前に定時の電車は出ているので、乗っている人は、大半が妖怪電車目当てなのでしょう。平日の夕方ということもあり、家族連れもいますが、目立つほどではなく、なぜか比較的若い女性が多いような気がしました。 
嵐電 妖怪電車
 これが車内です。車内の中吊りには、妖怪の紹介が掲示してあって、効果音が流れ、ブラックライトの効果とともに、不気味な雰囲気をかもし出しています。手袋がぶら下がっていたり、天井にお化けがへばりついていたりもしています。新聞に出ているような、妖怪に扮した人が途中から乗ってくるという演出はありませんでした。いつもやっているわけじゃないようです。いわゆる「お化け屋敷」とは違いますが、それでも、納涼電車としては面白い企画だと思いました。
 京都は妖怪伝説の多いところだそうです。妖怪は、超人間的なものへの憧憬や超自然的なものへの畏怖が生み出した存在なんでしょう。そういう意味では、きわめて人間的な存在でもあるかもしれません。
 たそがれの嵐山で、風に吹かれながら阪急の嵐山駅まで歩いて、阪急電車で帰ってきました。