長崎の路面電車が運行再開

長崎電気軌道 375号

 脱線事故のため運休となっていた長崎電気軌道の3系上りが、予定どおり19日の始発から運行を再開しています。
 長崎電気軌道が約2カ月ぶり全面運行 長崎新聞
 2カ月ぶりに路面電車再開 長崎市の一部区間 西日本新聞
5月19日に脱線事故が発生し、復旧後の同24日にも再度脱線、約2ヶ月近く当該区間を通る電車が運休となっていました。事故発生の直前に実施されたガードレールの取り付けミスが原因ということで、復旧時に原因の特定を誤り、再度脱線事故が発生し、2ヶ月近くにわたる異例の長期運休となってしまいました。この間、追突事故の処理をめぐって、安全管理体制全般についての問題も指摘されました。始発電車には、社長ら幹部が乗り込むというセレモニーまで行われたようです。電車が線路の上を走る、それは当たり前のことだけど、簡単なことではないということを再認識しました。