都電の新車報道公開など

　都電のレトロ風新車９０００形の報道公開があって、各紙に記事が出ています。
　「大正モダン」の香り、レトロ都電が今月末に登場 読売新聞
　都電　レトロな装い　１４年ぶり新型車両　東京新聞
　レトロ調車両が試運転　中身はハイテク満載　都電荒川線　朝日新聞
　レトロに乗りたい　都電荒川線　新型車が試運転　東京新聞
共同通信に、車庫の中で動いているだけですが、動画があります。
　都電のレトロ車両完成　47news
詳しいのは『Rail Magazine』の編集長のブログ、大きい写真を見ることができます。
　http://www.hobidas.com/blog/rail/natori/archives/2007/05/9000.html
外見はともかく、というと語弊がありますが、取って付けたようなダブルルーフが気になりますけど、内装は落ち着いた結構いい感じに見えます。これはこれで、人気者になるかもしれません。運行開始については、従前から言われている「5月下旬」としか書かれておらず、新しい情報はありません。
　その他のニュースも紹介しておきます。京阪大津線が10年ぶりに旅客数、旅客収入の前年度比伸び率が、約１０年ぶりに上昇したとのこと。
　京阪大津線、１０年ぶりに前年度比伸び率高 産経新聞
記事にも書いてあることですが、取り巻く環境が芳しくないなか、1日乗車券の発売、パーク・アンド・ライドや各種イベントの実施などの努力が効いているのだと思います。
　最後は、広島電鉄に京都市電のイラストを送った、京都の人の話。
　「広島市電」にイラスト贈る 京の市電を描き続ける上京の男性 京都新聞
あらためて書くまでもないのですが、広島へ行くと、京都市電はそこらじゅうで走っています。「今でも現役でいることに感謝の気持ちを込めた」とのこと。京都市電が廃止になって約30年、今でも思いを寄せる方はいるんですね。