フラワーフェスティバルの広電 2007

広島電鉄 3006号

 あっという間に連休が終わってしまいました。余韻を感じつつ、5月5日の広島のことを。この画像は、フラワーフェスティバルということで、広島駅に飾ってあるお花です。JA共済の広告電車とあいまって、ちょっとシュールな雰囲気をかもし出しています。
 今回感じたのは、いまさらの感もありますが、横川駅がターミナルとして定着していることです。横川駅から紙屋町方面に向かう7号線は、千田車庫からも2両応。電車が入って増発されていましたが、かなり混雑していました。こういうイベントの場合に顕著になるのかもしれませんが、横川駅がターミナルとしての機能を発揮することで、広島駅の負荷を軽減しているようです。駅から離れた国道上に電停があって、12分ごとに江波行きの8号線しか出ていなかったころに比べると、ずいぶん変わったなあと思います。おおげさに言うと、横川駅の連接機能を強化したことによって、広電のネットワークの機能が改善されたということになるでしょうか。
 さて、太平洋戦争中に広島電鉄の運転手をしていた女学生のみなさんの記録をまとめた「チンチン電車と女学生」という本を原作にした「桃の実」という演劇を、昨年都電の車内で上演されたmokeleさんが、今年は都電での再演のほかに、長崎と広島でも路面電車の車内での公演を行われますので、紹介させていただきます。広島では被爆電車での公演になるとのことです。詳細はmokeleさんのサイトでどうぞ。
 http://www.rr.iij4u.or.jp/~mokele/
 最後におまけの動画です。今回も何箇所かで撮って、つないでみました。画度の加減で電車と当たりそうに見える場面がありますが、実際は離れて撮っていますので、念のため。黄色に「臨」と書いた表示板は、今回はじめて見ました。