フラワーフェスティバルの花電車 2007

広島電鉄 51号
 あまりにお好み焼きが食べたかったので、花電車を見に行ってきました。昨年も来ましたが、今年は日帰りです。「ひろしまフラワーフェスティバル」は大型連休中の人出では全国有数のイベントで、今年も盛大に行われていました。
 フラワーフェスティバルの広電の花電車は、昨年復活したもので、一般的な花電車と違って、電飾ではなく、生花を飾った独特なものです。車両は51号と呼ばれる大阪市電を改造した電車が昨年に引き続き抜擢されました。昨年はプランターを並べただけといった趣でしたが、今年大きめの花やひな壇状に花を飾るなど、昨年より見栄えのするように、工夫されていました。運転士さんが着ているハッピには、襟のところに「広島電鉄」、「チンチン電車」と入っていて、「チンチン電車は今日も行く」というはじめて聞く歌を流しながら、街を駆けてゆきます。当然に注目度も高く、マニアも多数出動していましたが、お祭りに文字どおり「花を添え」ていて、記念撮影をする一般のお客さんにも喜ばれておりました。
広島電鉄 51号
 フラワーフェスティバルのメイン会場は平和大通り周辺になります。今日は昼ごろから「よさこい」ののパレードが行われていました。この画像は、お祭り会場を通過する花電車で、こうやって見るとよく分かりませんが、後ろの鯉のぼりの見えるあたりで、パフォーマンスをやっています。
 今年も広電では臨時便を多数出していました。去年と同じように、広島駅と日赤病院の間に旧西鉄の3000形の連接車を大量投入していて、お客さんは多いものの、それなりにさばけているようでした。電車のことを言うと、西広島と広電前間の臨時で3100形、7号線、8号線に旧西鉄の602号といった、ほぼ平日の朝にしか走らない電車が活躍していました。1号線はグリーンムーバーmaxと3000形が主力で、新旧連接車の顔合わせが随所で見られました。
 広島駅の「みっちゃん」で「イカそば入り」を食べて、帰ってきました。