祝・1周年 富山ライトレール

　私が九州へ行っている間に、富山ライトレールは開業1周年を迎えました。
　祝・開業 富山ライトレール - 猫電車日記
連休のお出かけスポットとなって大混雑だった開業日を思い出します。その後も予想以上の好調な1年だったことは、何度も書いているとおりです。全国的にも注目を集めました。1周年の関係行事の記事を見ておきます。
　ライトレール１周年　おにぎりやチョロＱ人気　記念イベント始まる　中日新聞
　ライトレール１周年祝う　森市長「安全第一に」　北日本新聞
そして、今年度は半額運賃をやめて、高齢者向けの割引を導入するなどで、最大2割の乗客減を見込んでいるそうです。
　富山ライトレール乗客、開業２年目に最大2割減見通し 日本経済新聞
最大2割減少の140万人という数字は、1日平均だと3800人くらいの計算になります。4月実績が1割減とのことですから、控えめな予測といえるでしょう。運賃が変わっているので、乗客減が収入減に直結するわけではなく、黒字を目ざすとのことです。これからは、物珍しさで見物に来るお客さんから、沿線の住民のみなさんや、岩瀬を訪ねる観光客へと、いわばお客さんの質的な転換を図っていくことが、おそらく数字で表現される実績よりも重要でしょう。富山地鉄市内線と接続されるまでの間、「基礎体力」をつけておくべき時期に入るとも言えます。
　6月の取締役会では、森富山市長が社長を退任し、代表権のない会長に就任することが決まっているそうです。
　新社長に根塚参与、森市長は会長に　富山ライトレール　北日本新聞