城端線新高岡駅など

JR西日本 高岡鉄道部

 北陸新幹線は、高岡駅に乗り入れずに、高岡駅から1〜2km離れた城端線との交差部付近に新高岡駅ができる計画になっています。その新高岡駅の構造と、城端線の活性化について、市民団体の「RACDA高岡」が、市に独自案を提出したという記事がありました。
 北陸新幹線 『新高岡駅』と便利に接続を ラクラク平面移動 中日新聞
高岡と新高岡間の路面電車の乗り入れを前提とした低床化、15分ごとのシャトル便の運行という提案がされています。以前に高岡市長が、JR高岡駅の改築に伴い万葉線をJR駅に引き込むに際して、城端線万葉線との接続を考慮した構造にするという趣旨の発言をしていたと記憶しています。この提案で、特定の区間だけを低床化する前提には、城端線万葉線ないしLRT化を前提とした氷見線との接続を前提としているのでしょう。現実には、北陸本線を横断しなければならないことから、構造上、難しい問題があるし、北陸新幹線開通後に城端線氷見線はJRに残るのか分離されるのかという運営上の問題もあります。私は城端線にも氷見線にも乗ったことがないので、沿線事情はまったく知りませんから、間違っているのかもしれませんが、あえて、城端線氷見線LRT化するだけの必要性がいまひとつ分かりません。増発して活性化しようというのは、賛成なのですが。もちろん、新幹線の駅から高岡駅を経て市内に直通する鉄軌道のルートがあればいいよなあと、思うだけのレベルの話であれば、そう思います。城端線の画像はないので、今日の画像は高岡駅のホームで撮った気動車の車庫です。
 今日から運行を開始した鹿児島市電7000形、愛称は「ユートラムⅡ」になったらしいですが、これの動画が南日本放送のサイトにあるので、紹介しておきます。
 超低床型市電運行開始 南日本放送
新車もいいんですが、芝生軌道の美しさに目を奪われます。
 屋上も路面も 進む緑化 市役所本館や銀行、市電軌道敷… 温暖化問題 意識高く 西日本新聞
この記事によると、鹿児島市では、市電の軌道だけでなく、街ぐるみで、緑化に取り組むケースが増えているようです。こういうことが、21世紀の都市の姿として、ひとつのモデルになるかもしれないと思いました。