富山ライトレール まもなく開業1周年

富山ライトレール TLR0505号
 18年度利用者165万人 富山ライトレール 北日本新聞
 この記事のデータが、公式か富山市のサイトに出るかと思ってたのですが、出ないのでデータをメモしておきます。

  • 富山ライトレールの平成18年度の利用者は1,651,730人で平均4,901人/日、開業前の予想は3,400人/日。
  • 大型連休中は8,000人〜12,000人/日。6月以降は4,300人/日から5,100人台/日。
  • 支払方法は現金が57%、定期券が22%、passcaが21%。

富山ライトレールは、昨年の4月29日に開業しているので、昨年度の数字は11ヶ月と少しの期間の実績になります。ゴールデンウィークの開業記念乗車も考慮すると、昨年度の通常の水準としては、平均4000人台後半ぐらいでしょうか。今年度は、100円運賃を取りやめる代わりに、シルバーpasscaの制度を設け、passcaのプレミアを10%から20%に引き上げているので、その影響と効果がどう出るか、言い方を変えると、スタートは好調だった富山ライトレールが地域に定着するかが問われるといってよいでしょう。
富山ライトレール 工事現場
 今日の画像は、下が「富山ライトレール工事現場」として、昨年の1月11日の日記に使ったもので、上が同じ場所で今年の1月8日に撮ったもの、「「富山ライトレール工事現場」の1年後(その2)」にしようと思っていたものです。軌道を固定する樹脂が寒さで固まるので、テントの中で暖めながらの工事でした。その甲斐あってか、ゴールデンウィークの開業は、戦略として成功しましたね。
 もうひとつ、富山市長が衆議院国土交通委員会参考人として出席したという記事を紹介しておきます。
 将来構想持つべき 衆院国交委で森富山市長 北日本新聞
「まちづくりについて「将来構想をしっかり持つことが大切。その上で公共交通と絡めている」」というのは、私はまったく同感ですね。もっとも正しいか正しくないかは分かりません。それは後世の人々が評価することでしょう。