鹿児島市電の新車(その3)

鹿児島市電 509号

 この春、注目の新車、函館市電に続いて、鹿児島市電にも搬入されました。2編成とも昨日の早朝に搬入されたようです。
 連接式超低床電車 夜を徹し搬入作業/鹿児島市 南日本新聞
 新型市電「連接式超低床電車」搬入 南日本放送
全長18mの5連接、客室部分3連接車体、定員78名、南日本放送の動画を見ると「7001」という車番が見えるので、おそらく7000形になるのでしょうか。車体に黄色を使ってユートラムとの統一感を出しつつ、正面はヨーロッパ調とでもいうか、あか抜けた雰囲気に仕上がっています。車内は函館の新車と同じようにロングシートが長くとってあり、はっきりは分からないのですが、動画でパッと見る限りでは、中間の客室部分の床面はフラットになっているようです。リトルダンサーシリーズも新しい電車が出るたびに、改良が積み重ねられていると感じられます。
 輸送力が大いに期待されているようですね。来年度にも2編成が入る予定だそうです。お値段は2編成で約4億3000万円、試運転のあと、4月上旬から習熟運転、4月下旬から営業運転をはじめるとのこと。走り始めたら乗りに行きたいものです。今日の画像はもちろん新車ではありません。交通局の車庫の近所で撮ったベテラン500形です。