あれは3年前 伊予鉄道

伊予鉄道 1001号

 この日記を書き始めたのが2004年9月だから、2年半くらい経っています。この2月はどこも行けなかったなと思いつつ、その2年半の間に路面電車のある街で行っていないところを考えてみると、松山、熊本、鹿児島と筑豊電鉄でした。松山へは2004年2月に、九州へは九州新幹線が開業した2004年3月に行っています。北海道を別にすると、3年に1回くらいは行っていると。それで3年前の2月の松山の画像を見てみました。
 現像に出してスキャンしてなんてことも日常的にやるのは面倒だし、こういうブログができるのも、デジカメを使うようになったからと言っていいでしょう。デジカメのデータだと、少なくとも日付順に探すのは簡単になりました。そのとき、2004年2月28日に松山へ行ったのは、1両だけ残っていた呉市電の譲渡車両、今日の画像の1001号ですが、それが引退ということで、行ったのでした。お別れセレモニーは別にあったと記憶していますが、最終運行のようなイベントはなかったはずです。そして、この引退した呉市電は、里帰りを果たし、呉時代の塗装に復元されて、呉ポートピアに保存されています。呉へ里帰りしてから、1度だけ見に行ったことがあります。3年前に行った当時、伊予鉄道の市内電車にはICカードの導入準備が進んでいて、料金箱にカードリーダーの設置されている電車があったことを思い出します。あれから3年、3年あれば、中学も高校も卒業してしまうし、それなりの時間のまとまりとして、十分な期間のように思います。3年間で伊予鉄道でもリトルダンサーの増備が進んで、ICカードも地方鉄道としては全国的に注目されるほどに育ちました。とくに最近は、どっか行くにしてもイベント偏重の傾向があって、やむを得ないと思いながらも好ましくないなとも感じているのですが、そろそろ松山も行きたいし、呉市電も広島へ行ったら寄らなきゃなと思いました。九州も行きたいけども、土日2日だけだと足りないんですよね。