年の暮れの福鉄電車

福井鉄道 モ880−881号

 今日は福井鉄道に乗ってきました。せっかく敦賀行新快速ができたので、青春18きっぷを使って行ってきました。敦賀まで新快速を引っ張るための直流化事業にかかったお金が百数十億、これを福井県滋賀県が負担したそうです。京都で切り離された4両編成の電車は、ざっと座席が埋まり、立っている人もそこそこいる状態で、以前は大阪方面から直通で走る電車がなかったので、比較になりませんが、地元の期待に応えた乗車率なのでしょうか。敦賀から乗り継ぎの金沢行は、3両編成となるので、もっと混んでいました。
 暖冬と言われた北陸にも、昨日来の寒波で、本格的な冬が到来し、街は雪化粧をしていました。といっても、除雪していないところで、多くて数cmの積雪で、昨年の年末のように、ざくざく雪を踏んで歩く感じではありません。福井鉄道にとっては、車両が交代してはじめて迎える冬になります。今日は断続的に雪が降り、あられのような固い粒子状の雪がバラバラと落ちてきたりして、気温は低く、外を歩いていると、体の心まで冷えます。武生新から、西武生、福井新と見学して、あとは市内線部分で写真を撮ったりして帰ってきました。
 画像は福井駅前のヒゲ線、西武百貨店の前を走る880形です。道路に融雪装置が設置されていて、水を吹き上げています。