御崎公園の神戸市電 2006

神戸市電 1103号

 ボーナスを当て込んで、新しい一眼レフのデジカメを買いました。今日は新しいカメラのテストということで、御崎公園からハーバーランド、そして神戸港へ行って、25年間、「港めぐり」の観光船として活躍してきた「すずかけ」が第一線を退くというので、乗ってきました。
 カメラは使っていると、スペックを超えた信頼関係ができるようです。例えば秒3コマのカメラと秒10コマのカメラだと、後者の方がシャッターチャンスがありそうですが、使っているうちに秒3コマしか撮れなくても、その中にしっかりしかるべき瞬間を押さえてくれるようになるように思うのです。だから、本当は長く使いたいのですが、デジカメの世界も日進月歩で、今の一眼を買った3年前と比べると、格段に性能・機能がよくなり、価格も安くなりました。それで迷ったけれども、思い切って新しいのを買うことにしました。新しいカメラはちょっと大きいのですが、一緒にいろんなところへ行って、すこしづつ馴染んでいきたいと思います。
 久しぶりに会った御崎公園の1103号は、広島から神戸に戻ってから3年が過ぎ、屋根は付いているものの、かなりさびが浮いていて、塗装の剥離も見られます。神戸市電としても現存車両は数えるほどですが、広島電鉄の電車としても、江波車庫に非公開で保管されているものを除くと、保存車両は昨年広島市に寄贈された被爆電車654号とこの1103号だけになります。パテで埋めて上塗りを重ねているので、やむを得ないでしょうが、しかるべき時期には、手入れをしてやって欲しいものです。今日は御崎公園ではロードレースが行われていて、元気なランパンのおじさんが1103号の側を走り抜けていきました。
 神戸では、昨日LRTのシンポジウムが行われました。私は参加していませんが、記事が出ているので、紹介だけしておきます。
 経営努力促す補助を 都市交通の将来探るシンポ 神戸新聞