路面電車とプラレール

プラレール ちんちんでんしゃ

 プラレールというのは懐かしい響きです。今でも現役のおもちゃで、マニアもいるロングセラーではありますが、私の子どものころは、今のように子どものおもちゃが多様化した時代ではなかったので、男の子は誰でもプラレールで遊んだ経験を持っているでしょう。リアリティという点で今日の製品とは比較にならないものでも、じゅうぶん魅力的なおもちゃでした。あんまり種類もなくて、101系ベースの電車しか持ってなかったような気がします。プラレールをたくさん繋ぐと、カーブで内側に倒れるのですが、本物の貨物列車は、どうしてたくさん繋いでもカーブで倒れないのか、ずっと不思議に思っていました。今でもその理由は分かりません。ただそういうことに疑問を持たなくなっただけでしょう。
 ということで、プラレール路面電車のシリーズが発売されます。
 新製品情報 プラレール
江ノ電売店では江ノ電プラレールが売られているし、人気の高かった名古屋鉄道のモ510のプラレールもあったと記憶していますが。今回はシリーズとしてまとめて製品化されます。単行車両スタイルのものとして、都電荒川線8500形、伊予鉄道モハ50形、札幌市電3300形の3種類、連接車は広島電鉄5100形グリーンムーバーmax長崎電気軌道3000形の2種類です。ラインナップを見ると、新しい電車が多いなかで、伊予鉄だけ現役最古参車両が選定されています。長崎新聞では記事になっています。
 長崎電気軌道LRVがおもちゃに タカラトミー 長崎新聞
私は模型やおもちゃを蒐集する趣味はないですといいながら、イベントなんかで売っていると記念で買ったりするのですが、今日の画像は数年前に広島駅の新幹線口の模型やさんのワゴンの中で見つけて買ってしまった「特別限定復刻版ちんちんでんしゃ」のプラレールです。モデルは黄色に赤帯の都電6000形で、スタイルとしても「ちんちんでんしゃ」にぴったりだと思います。