豊橋鉄道 サイクル・アンド・ライドなど

豊橋鉄道 自転車置場

 豊橋鉄道で赤岩口に駐車場と駐輪場を設置したということで、先週行ったときに見てまいりました。
 市内電車定期券と赤岩口駐車場がドッキング! 豊橋鉄道公式サイト
市電の定期が付いて1か月1万円というのは、駐車場だけで見た場合、近辺の月極駐車場と比べてどうなのか、相場は分かりませんが、定期とセットであれば、格安ではあると思います。こちらはまだ供用されていませんでしたが、赤岩口のバスの待合所の上に、「豊鉄パーキング 渋滞なしで豊橋駅前へ! 市内電車で22分」と書かれた800形の付いた大きな看板が出ていました。
 そして今日の画像は、すでに供用をはじめていた自転車置場です。この画像でいうと、ビルの前の自転車の置いてあるところがそれで、電停はこの右手後方になります。たくさん自転車が置いてありました。赤岩口に自転車を置いて、電車・バスに乗る以外の目的も考えにくいので、それなりに利用されているのでしょう。写っている電車が競輪の広告電車なのは、偶然です。
 路面電車を街の「骨格」と位置づけるとすると、「枝葉」をどうするかということも考えなくてはなりません。フィーダーバスといって広電の宮島線とか、富山ライトレール岩瀬浜など、バスが接続しているところもありますが、この駐輪場というのは、もっと手軽に電停の「勢力圏」を広げられる方法ではないでしょうか。だいたい鉄道の駅のそばには駐輪場があって、路面電車でも、併用軌道でないところには、自転車置場があるところもありますが、併用軌道では沿線に土地を確保しなければならないので、思いつくほど簡単に設置はできません。この赤岩口は車庫の敷地の一部を活用しているので、条件としては恵まれているといえるでしょう。乗客の流れからいうと、市街地中心部よりも郊外にこういう施設が積極的に整備されると、電車もより利用しやすくなると思います。路面電車の事業者による主体的な取り組みとして、注目したいと思います。
 話は変わって、昨日の鹿児島市電のイベントにやまももさんが行かれて記事にされているので、ご紹介します。
 鹿児島市交通局の「2006 市電・市バスゆ〜ゆ〜フェスタ」 ポンコツ山のタヌキの便り
手作り感あふれるイベントですね。趣味的には右側の画像の後ろの旧標準色の電車が気になったりもしますが。これも一生に一度は訪ねてみたいイベントです。鹿児島も新型低床車が入ったころには、行きたいのですが。