Hareca体験

岡電 Hareca対応料金箱

 Hareca、岡山の路面電車とバスに今月から導入されたICカードです。Hareca導入記念カードというのがあって、手に入れるだけなら通販をやっているのですが、何事も体験が大事なので、岡山まで行ってきました。
 画像のオレンジ色の料金箱がHareca対応の料金箱です。岡電の電車は出入口が前後にあるので、運転台の後ろの料金箱には乗車時のリーダーも備え付けています。左右に出っ張っている部分が、乗車時にHarecaをタッチするリーダーで、島式の電停があるので、2つ付いています。降車時は上部にタッチするようになっています。そして、上部の手前に出っ張っている部分が、従来の磁気カードのリーダーです。このように、外付けでいろいろ付いているので、ちょっとかさばる料金箱になっています。Harecaのリーフレットによると、磁気カードは「将来的にはサービスを終了する見込み」とされているので、Harecaで統一する方針のようです。
 PiTaPaも使用可能ということで、車内にはPiTaPaのパンフレットも備え付けてありました。私はICOCAしか持っていないので、手持ちのICOCAを試してみたら使えました。ということで、乗ったり降りたりしていましたが、Harecaを使っている人はほとんど見かけませんでした。Harecaによる定期券のサービスが来年秋の予定ということで、本格的に普及するには、まだちょっと早いのかもしれません。MOMOの描かれたHareca導入記念カードは、東山の詰所で無事購入できました。ちなみにKUROの料金箱は、オレンジではなく、KUROの車内の塗装にあわせた灰色っぽい色に塗られています。
 岡電の話題の違う話題を一つ紹介しておきます。
 電車の中でワインの試飲会 西日本放送
ところで、JR岡山駅は今月15日から橋上駅舎が供用されていて、きれいなお店が並んでいました。従来の新幹線の中央口を延長したような感じで、津山線吉備線のホームを除き、橋上駅舎の改札口から行けるようになっています。いわゆる駅ナカも鉄道の利用者数も好調のようです。
 「さんすて」好調 売上予定の70%増で推移 岡山日日新聞
 話は変わって、ICカード導入では先輩格に当たる鹿児島市電で、ICカードの「ラピカ」の積増券を兼ねたトレーディングカードが発売されます。
 新発売! 鹿児島市交通局オリジナルトレーディングカード 鹿児島市交通局公式サイト
1枚1000円とお値段が張りますが、こういう企画物は、収集癖があると、所有欲をくすぐられますね。