鉄道浪漫 Vol.12

　今月買った鉄道雑誌、2冊目は『鉄道浪漫』です。なぜかamazonでは昨年の秋号までしか扱っていないようなので、出版社のサイトにリンクしておきます。
　鉄道浪漫　Vol.12　イカロス出版
鹿児島市電、横浜市電保存館、江ノ電と東武鉄道伊香保軌道線と路面電車関係の記事がたくさんあって、よさそうなので買ってきてひととおり読んでみると、最後の通常は次号予告が書いてある場所に、休刊のお知らせが出ていました。リニューアルするようなので、文字どおりの「休刊」なのでしょう。そのあたりのことは、本号に鹿児島市電の記事と踏切探訪記を寄稿している小川裕夫さんが書かれています。
　休刊しちゃったよ | 都電ひとつばなし
小川さんも書かれているように、これはマニア向けの雑誌ではありません。どちらかというと、電車そのものにはさして興味はないけれども、鉄道に乗って旅するのが好きな人たちをターゲットにしている感じです。路面電車について書かれたブログをチェックしてみると、そういう感じの方々の書いたものが結構多い。つまり、そういう層のみなさんは、路面電車と親和性が高くて、比ゆ的に言うなら、広島や長崎へ旅行に行って路面電車に乗り、「ウチの街にもこういうのがあるといいよなあ」と思ってくれるような人たちなのです。たから休刊はとても残念です。あるいは、「鉄道旅行好き」のみなさんは、「鉄道マニア」のように熱心に雑誌を講読したりしないのかもしれないけど、とりあえずリニューアルに期待します。
　今日の画像は鹿児島市電の記事にちなんで、新屋敷の歩道橋から撮ったものです。鹿児島市電と桜島の組み合わせは、武之橋が有名ですが、この歩道橋からも、警察署のビルが建つまでは、結構きれいに桜島が見えたような記憶があります。