岐阜・路面電車・レール撤去へ

名古屋鉄道 モ592号

 深夜急行さんのブログを拝見したら、このような記事がありました。
 金名線:名鉄600V線、今秋にもレール撤去へ
 岐阜新聞をチェックしなくなって久しいので、気がつきませんでしたが、道路管理者である県との協議が進み、廃止になった岐阜の名鉄600V線のレールの撤去が、早ければ今年の秋にもはじまるとのこと。
 廃線名鉄3線、今秋にもレール撤去 岐阜新聞
昔、大都市の市電が廃止になったときは、最終日の終電が通ると直ちに安全地帯や軌道の撤去がはじまったりしたこともあったようですが、廃止から1年以上経って、ようやく本格的な撤去にとりかかるようです。この間、いろいろな形での「再生」の動きがあったから、これまで延ばしていたのか、ただたんに、撤去の方法、時期等を調整に、時間がかかっただけなのか、定かではありません。この間、別の工事の関連で、田神線の一部を撤去するという報道もありました。ここまでの経過を、仮に「猶予」とみるならば、それなりの時間はあったように思います。
 記事にあるように、関市のスーパーをスポンサーにして新しい路面電車事業の特許申請がされていて、中部運輸局で審査中という状況ではあります。しかし、それとは関係なく、粛々と、岐阜の路面電車の痕跡は、消えていこうとしています。
 そのほかのニュース、一つだけ紹介しておきます。函館市電で港まつり開催に伴い、市電の運賃が200円均一になります。
 200円均一料金のお知らせ 函館市交通局