上熊本駅舎電停完成など

熊本市電 上熊本電停

 熊本市電の電停に移設された上熊本駅の駅舎の画像の入った記事がありましたので、そちらから。
 旧上熊本駅舎、電停として新たなスタート asahi.com
建築物の保存は、様々な条件から実現が困難なことが多いのですが、これはうまくいった事例だと思います。前より立派になったように見えます。今日の画像は、1998年7月の上熊本電停で、この画像の向かって左側が駅舎ができている場所のはずです。当時は今の上熊本の車庫もまだありませんでした。8年経つと、電車は同じでも、人々のファッションにどことなく時代を感じてしまいます。電車の前面の「速くて快適な電車を利用しましょう」という、所要時間を書いた黄色い幕も、ちょっと懐かしいです。
 次は豊橋鉄道で、豊橋市の都市交通マスタープランについて。
 豊橋市が都市交通マスタープラン公表 東海日日新聞
「自動車優先からの施策転換」を基本的な考え方とし、「路面電車の活用などをはっきり位置付けた。」とあります。「市内一律の施策ではなく、地域性を重視」というのは大事でしょうね。そういう視点がないと、現実的とはいえないでしょう。
 豊橋の市電の場合、今後の展開は具体的に決まってきているので、このマスタープランでの位置付けは、今後のひとつの「よりどころ」となるべきものと思います。着々と「LRT」に向けての環境整備が進んでいるようです。