鹿児島市電の新車(その2)など

鹿児島市電 1013号

 鹿児島市電の新車のやや詳細な記事が毎日新聞に出ていました。
鹿児島市交通局:連接電車、来春デビュー 乗降しやすい超低床/鹿児島 毎日新聞
もう完成予想図が出回っているのですが、この記事によると新車の概要はこんな感じです。
 2007年4月に2両導入、定員は78人で現在の「ユートラム」より20人多く乗れる。全長18m、幅2.45m、高さ3.75m、乗降口の高さは33cm、ユートラムより全長が4メートル長い。車体はアルナ車両が製造、鹿児島市交通局は5月中旬、約4億4000万円で2両の購入契約を締結、2007年3月納車予定で、車体の色はこれから決める。
 全長18mとのことで、私が勝手に思ったほど長くないですね。土佐電鉄のハートラムが17.5m、岡電のMOMOが18mで、ほぼ同じくらいになります。どんなのが出てくるか楽しみですが、ちょっと出かけるというには、鹿児島は遠いです。
 次は熊本市電で、保存される旧JR上熊本駅の駅舎の市電電停への移設工事が完了し、明日記念式典が行われるそうです。「上熊本駅舎電停完成記念カード」も発売されます。
 上熊本駅舎電停完成記念カードを発売します 熊本市交通局公式サイト
 わかやま電鉄では、「いちご電車」の改装費の募金を募集、目標は2500万円とのこと。
 和歌山電鉄貴志川線:いちご電車、10口以上で車内に名前/和歌山 毎日新聞
わかやま電鉄の公式サイトにも告知が出ていますが、「10年後からの継続に向けて」のサポーターという位置づけのようです。せっかく残したんだから、「11年目以降」につながる方向へ、盛り立ててやってほしいと思います。