フラワーフェスティバルの広島 2006

広島電鉄 51号
 今年のゴールデンウィーク遠征第2弾は広島です。今日は我がはてな鉄道ファン同盟のエースid:abu207さんのがっこの文化祭に寄って、鉄道研究部の部誌をもらってから広島へ来ました。id:negimadoka58さんも居られたのですが、こういうわけで部誌もらっただけで出てきてしまったので、ほとんどお話できず失礼しました。またいずれ何かの機会に。
 新神戸駅へ行くと、連休で混雑していましたが、次ののぞみは広島止まりだったためか、指定席が取れました。虻さんところの部誌を読んでいると、読み終わらないうちに広島到着。新幹線は早いです。
 さて、広島では、今年30回目を迎えるフラワーフェスティバルというイベントが開催されています。広島の人は、省略して「フラワー」と呼んでいます。先日、新聞で連休中の全国の人出予想という記事があって、このフラワーフェスティバルは、全国第3位、160万人の人出が見込まれていると書いてありました。イベントの中身は、平和大通り歩行者天国にして、出店が出て、鼓笛隊や踊りのパレードがあってという感じです。今日は快晴で多くの人が集まっていました。
 以前は、何回か来たことがあるのですが、広島電鉄の「レア系」旧型車の出番が平日の朝にほぼ限られるようになってからは、ごぶさたでした。実は今回も休めれば平日に来ようと思っていたのですが、休めなかったので、久しぶりにGWの広島へやって来ました。この画像が数年ぶりに復活したフラワーフェスティバルの花電車です。生花が飾ってあるのですが、遠景だからよく分かりませんね。この花電車は近くで見るものなのでしょう。花電車の背後の人がたくさんいるところが、ふだんは車がびゅんびゅん走っている平和大通りです。花電車の看板には「ありがとう!花と平和の30年」と書いてあります。やっぱりフラワーフェスティバルなんだから、花電車が出なきゃいけません。
広島電鉄 584号
 会場の平和大通りへの公共交通機関でのアクセスは広電がメインになっています。最初、広島駅前で花電車を待っていたので、しばらく眺めていたのですが、広島駅から日赤病院前行や西広島行の臨時電車が出ており、連接車が投入されていて、JRから降りてくるお客さんをどんどん運んでいきます。連接車の威力は絶大だなあと思いました。千田車庫をのぞいてみましたが、650形や神戸市電の出番はなさそうで、車庫の奥で休んでいました。
 主要な電停には、広電の社員さんが出ていて、運賃収受やお客さんの整理をしているのですが、混雑していて、客扱いに時間がかかっています。臨時便も出し、ダイヤも乱れているのでしょう、江波車庫の電車は出払ってしまったのか、普段のラッシュ時でも出番が少ない584号や602号が6号線を走っていました。584号はこの春のダイヤ改正で引退という噂もあるので、最後のフラワー輸送なのかもしれません。会えると思っていなかったので、ラッキーでした。
 その他の路面電車関係のニュースを2つ紹介しておきます。
 低床車両導入や電停改良 豊橋鉄道市内線活性化 中日新聞
この記事によると、豊橋鉄道の市電全15両のうち5両を将来的に超低床電車にするとのこと。来年度から製造にとりかかるそうです。活性化計画を進めていくとのことで思い切った攻めの姿勢が感じられます。
 丸窓電車 金公園に展示保存 名鉄揖斐線「モ510形」 中日新聞
廃止になった岐阜の路面電車でマニアに人気のあったモ510形のうち、1両が「金公園」というところに保存されることが決まったそうです。これで最後まで残ったも510形2両の保存が決まったことになります。大事にしてやってください。