開業目前 富山ライトレール

富山ライトレール TLR0601号
 今日は富山へ来ました。日帰りなので、もう帰りのサンダーバードに乗っています。富山ライトレールは、来週から毎日走るんだから、わざわざ日帰りで行かなくてもいいんじゃないのかというのは正論だと思いますが、それはさておいて、開業前の路面電車を見れるというのは、私の生きているうちにあと何回あるかと考えてみると、うまくいって3回?って感じなので、やっぱり行っておこうと思って来ました。
 今日は、富山駅北のオーバードホールの前の並木道で、「ライトレール体感イベント」というのが開かれていて、赤と青の2編成のポートラムが展示してあり、車内に入ることができました。ポートラムは、背もたれだけが緑色の黒いシートで、車内は機能的で整理された感じでした。メーカーもこのシリーズ4作目で、いろいろノウハウも蓄積しているのでしょう。イベントそのものは、出し物とかフリーマーケットなど、一般向けのもので、それにふさわしい客層が中心でした。
 イベントでポートラムの展示をやっていて、試運転をやっている様子がないので、しばらくイベント会場を見学した後、代行バスに乗って城川原へ行ってみました。城川原の基地は、予想していたほど外から見えるところは少なく、黄色いポートラムが止まっているのがみえたたけで、やや期待はずれでしたが、帰りのバスを待っていると、カンカンと踏切のなる音がして緑色のポートラム登場、ほどなく反対から黄緑色のも来て、離合しました。併用軌道区間には入ってこないけど、今日も試運転はしていました。
富山ライトレール TLR0603号
 イベントが午後3時に終わると、展示されていた2編成は、いったん富山駅北電停に引き込まれた後、回送されましたが、それと入れ替わるように、併用軌道区間内でも試運転が始まりました。今年の1月にザクザク雪を踏みながら歩道を歩いた道のりは、ずいぶん遠かった気がしたけれども、今日歩いてみると大したことはなく、実際のダイヤどおりに15分ヘッドで試運転をするポートラムとは、結構頻繁に出会います。ただ、この道路の交通量は相当多く、車に被られずに写真をとるのはちょっと難しかったです。この画像は永楽町の交差点で、雪を頂く立山連峰をバックに信号待ちをする黄色いポートラムです。新しい富山の顔に育ってほしいと思います。