モノクロームの広島 2006 3月

広島電鉄 広島港電停

 ようやく、季節はもう変わっってしまった感じもしますが、先々週の広島、モノクロ編です。マニュアルフォーカス・単焦点・モノクロで、ブラブラ歩きながら撮ったものですが、なぜこんなことをやっているかという、いらん能書きは前にも書いたと思うので、割愛します。いちおうライフワークなのかな?自分でもよく分かりません。ずっと標準レンズが続いたので、今回のレンズは中望遠にしてみました。
 今回のルートは広島港から紙屋町経由広島駅まで、1号線の電車と同じルートで、よく考えると去年の冬と紙屋町までは、まったく同じです。定点ということはまったく意識していないので、それなりに違う風景になっているはずですが。
 今日の画像は出発点の広島港です。ここ数年で広島電鉄のターミナルである広島港、西広島、横川駅の電停が大規模に改築されました。この広島港は旅客ターミナルの移転に伴って電停も移転したもので、広島の海の玄関口にふさわしい立派なものです。たぶん電停の移転と同時期だったと思いますが、社員さんの詰所ができて、広電前で行われていた乗務員交代が、広島港で行われるようになります。ここで「回送」幕を出して休んでいる電車たちは、戻ってくる電車が遅れたりすると出て行く、つまり運行調整もここで行われています。
 前の電停がよかったということは、まったくないけども、昔の写真をみると、ちょっと懐かしい気はします。今日の画像は大屋根から差し込む光と影のコントラストがいいなあと思って何枚か撮ってみたものの1枚です。いつものことですが、思ったようには撮れません。でも、思ったように撮れないから、やる意味があるのかもしれないと思ったりもします。