福井鉄道 モ800型デビュー

福井鉄道 モ803号

 福井鉄道の続きです。今まで「800形」と書いてきましたが、「低床型車両(LRV)運行記念乗車券」によると、形式番号「モ800型」が正しいようなので、モ770形とモ880形も含めて、「型」と書くことにします。通常は「形式」の略で「○○形」と呼ぶことが多いようです。区別はよく分からないです。「形式」か「型式」の違いかもしれませんが、両者がどう違うのかもよくわかりません。普通は「型式」は「かたしき」と読むんでしょうね。名古屋市電も「型」を使っていたようです。
 このモ800型は、部分低床車と呼ばれるタイプで、片方の車輪の大きさを小さくして車体の中央部分の床を低くしたものです。特殊な技術を用いずに部分低床化をするという、名鉄の技術陣の意欲的な作品と評価すべき電車だと思います。すでに福井ではイベント等で何度も走りましたが、4月1日をもって、通常の営業運転にデビューということになりました。岐阜の電車の中ではもっとも新しいタイプで、豊橋と駆け引きがあったようですが、結局2両が福井へやって来ました。福井のみなさん、どうか、かわいがってやってください。
 ところで、開通まで1か月を切った富山ライトレールでは、今日からポートラムの試運転が始まったそうです。
 富山LRTの試運転開始 北日本放送
 新型車両ポートラム試験運転 富山ライトレール 北日本新聞
着々と進んでますね。これも楽しみです。