さようなら 豊橋鉄道 3100形

豊橋鉄道 3103号
 豊橋鉄道の3100形のうち3両が引退するため、今日は3両とも営業運転に投入されるという告知があったので、今日は豊橋へ行って来ました。朝ぐずぐずしていて、しかも青春18きっぷで行ったので、豊橋着は13時過ぎでしたが、3103号は15時過ぎまで、他の2両は私が引き上げた夕方まで走っていたので、3両とも会うことができました。日本通運の広告電車は、3103号と任務を譲り受けた784号が両方走っていました。
 今日の様子は東日新聞にも記事が出ています。
 豊橋の市電「さようなら運転」始まる 東海日日新聞
豊橋鉄道 3104号
 画像では小さくてよく分かりませんが、各車両には、「さようなら 310X号 豊橋鉄道」の文字とともに、当該車両のイラストの描かれたヘッドマークが装着されていました。明日は撮影会のイベントがあるので、今日はマニアは少ないかなと思ったけど、結構皆さん出動され、思い思いの場所で、彼らのラストランをカメラに収めていました。いい天気なのはよかったのですが、まだ季節的に太陽の位置が低くて、建物の影が伸びているところが多く、これはいつものことですが、自動車も多いので、なかなかうまくいきません。東八町から井原あたりをうろうろして来ました。
豊橋鉄道 3105号
 最後に赤岩口まで行って、3104号に乗車して駅前まで戻りました。アルミサッシになっているけど、木製の桟が残っていたり、台車の部分が高く出入口が低い波打った床板だけど、ラバーが貼ってあったりと、新旧混在している車内は、彼らがまぎれもなく60年以上、名古屋で、そして豊橋で、第一線の電車として走り続けたことを物語っているようでした。
 そして明日、彼らはもう1日だけ街へ出ます。