福井鉄道 ホーム切り下げ工事(その3)

福井鉄道 武生新駅

 福井鉄道のホーム切り下げ工事について、これで最終回にします。今日の画像は武生新駅です。ここは既存のホームを崩していくような感じで、工事が行われていました。もう1週間経ってるから、もっと進んでいることでしょう。福鉄の電車は2両編成で、前の車両で客扱いが基本なので、ホームの前を高くしたまま後ろだけ切り下げると、前は既存車両、後ろは低床車両と使い分けができるのかなあと思っていましたが、結局、全面的に切り下げられるようです。
 車庫の側線には、保険の広告電車の300形が分離されて留置されていました。ふと、車両の入れ替えのときに広告の移し替えはどうするんだろうと思いました。豊橋みたいに似た大きさの電車ならあまり問題ないでしょうが、福井の場合は車体の大きさが違うので、電車を変えて、広告契約は継続というわけにいかないかもしれません。既に搬入されている岐阜車は新標準色で塗装されているので、もしかしたら、広告電車でないものから入れ替わっていくという可能性もありそうです。
 現在工事中で福鉄電車は仮設橋を渡っている幸橋のデザイン見直しの記事が載っていました。
 幸橋デザイン見直し 計画から10年、県方針 照明や欄干レトロ調に 日刊県民福井
10年前というと、まだバブリーな余韻が残っていた計画だったんでしょうか。こういう長く残る構造物はシンプルなデザインがいいと思いますが。いずれにせよ福鉄の軌道はセンターポールになるようです。