福井鉄道 ホーム切り下げ工事(その2)

福井鉄道 花堂駅

 続きです。今日の画像は花堂駅、「はなんどう」と読みます。無人駅となって久しいのでしょうが、古い駅舎と草生した側線の跡にそこはかとない情緒を感じとることもできます。昔は引き込み線があって貨車がたむろしていたらしい。駅舎の中の運行管理用の機器は今でも作動しているようで、電車が接近すると、ブザーが鳴るのが聞こえます。参考までに書いておくと、画像の電車の後方に向かって左を向いて赤い車が止まっているところに踏切があって、そこが去年の暮れの大雪の日にコカコーラ電車が転んだところです。
 ご覧のように、ホームの高さは低くなっています。あと舗装をするだけという感じです。今になって思いますが、工事着工前に記録しておくべきでした。鉄道線部分ではほとんど写真を撮ってこなかったので。こうやって見ると、「駅」というより「電停」という気がします。しかし、ここにも、かつては誰がどう見ても「駅」という時代があったのでしょう。
 ニュースは富山港線の話題を紹介しておきます。いよいよ明日限り、昨日は最後の日曜で盛り上がったようです。
 JR富山港線:あす営業終了、記念グッズなど販売 /富山 毎日新聞
 JR富山港線 あすで廃止 走って82年 惜しむ乗客 北陸中日新聞
明日で廃止といっても、4月からは富山ライトレールとして生まれ変わるわけで、「発展的廃止」とでも呼びたいですね。
 今思い出したので書き留めておきますが、「だるまや西武」が「福井西武」に名前が変わっていました。