岐阜・路面電車・その後(その2)

名鉄 モ776−777号

 路面電車の軌道一部撤去へ JR岐阜駅前、来月中にも 中日新聞
 昨年3月に廃止になった岐阜の路面電車の軌道が撤去されるという記事で、「岐阜駅北」交差点から「吉野町4」交差点までの延長約140mの区間が対象だそうです。もともと、この区間は岐阜駅前再開発のため、2003年12月末で休止扱いとなって、そのまま廃止の日を迎えたので、路面電車が存続していれば、何らかの形で軌道の付け替えが行われた区間のはずです。と考えれば当然の撤去なのですが、やはり路面電車の「残像」が消えていくということで記事になっているのでしょう。今日の画像は休止前の当該区間ですが、今は「大岐阜ビルヂング」も建て替えられ、デッキができていて、この付近も様変わりしています。廃止からまもなく1年、併用軌道はもっと早く撤去が進むのかと思ってましたが、まだ大半が残っているようです。「再生」運動があるから、という記事のコメントを真に受けていいのかよく分かりませんが。
 車両の方の話題で、旧美濃駅に引き取られるモ593号の記事もあったので、あわせて紹介しておきます。
 「モ593」保存資金集めよう/フリマ熱気、ファン続々/旧名鉄美濃駅 岐阜新聞
3月3日に旧美濃駅へ搬入されるとのこと。機会があれば一度行ってみたいとは思いますが、美濃ってすごく遠いところのような気もします。