富山ライトレール工事現場

富山ライトレール 現場

 画像は成人の日に見てきた富山ライトレールの工事現場の画像です。
 路線計画図 富山ライトレール公式サイト
歩いたのは、軌道が新設される区間、つまり富山駅北から現在の富山港線との接続部分まで、1kmあまりです。軌道になる部分の大半が雪に埋もれていましたが、インファンド工法の路盤になる部分は、すでにできているようで、レールをはめ込んで、樹脂で固定する作業が行われていました。画像では、小学校の運動会の来賓席のようなテントが並んでいますが、その下で作業が行われていました。場所はインテックの本社の少し東側あたりです。
 富山駅を出て北上する部分は別にすると、軌道が新設されるのは、思ったより狭い道でした。画像でいうと、手前のわだちの部分が車道、さらにその手前の部分は歩道になります。そして中央部分に単線の軌道が設置されるという感じです。
 4月開業に向けて急ピッチで、と言いたいところですが、かなりタイトな工程のような印象を受けました。とくに今年は雪が多いので、このようにテントを張って、しかも樹脂を扱う関係から、囲ったところは温度を上げているそうです。
 個を磨く 新しい北陸像を求めて <1>次世代型路面電車 LRT 地域再生の動脈誕生へ 読売新聞
4月、たぶん下旬でしょうが、ここに新しい路面電車が走り始めます。多くの人々の注目と期待を受けて。
 あと、その他のニュースをひとつ紹介しておきます。
 名鉄の車両「モ593」に終着駅/旧美濃駅に保存決定  岐阜新聞
廃止になった岐阜の路面電車の590形は、冷房化されていた2両が土佐電鉄へ移りましたが、残った1両モ593号が美濃で保存されることが、正式に決まったそうです。最後にクリームとグリーンのツートンカラーに復元されて、注目を集めた電車でした。