万葉線 デ5022号 再び

万葉線 デ5022号
 年末年始の休みに遠くへ行けなかったので、今日は高岡へ来ています。しかも青春18きっぷが余っているので、神戸から高岡まで普通電車で来ました。最寄り駅を朝の5時過ぎに出て、高岡到着は午後1時50分、定刻より9分遅れだったようです。途中、福井と金沢で40〜50分の乗り継ぎのためのタイムロスがあって、そこで遅れが吸収されたため、思ったよりスムーズに着きました。ちょっと意外なことに、道中、雪がいちばん激しく降っていたのは安曇川から近江今津付近でした。
 高岡駅前から午後2時ちょうど発の万葉線電車に乗ります。疲れてウトウトしていると列車無線の声が聞こえます。「排雪車両」がどうのこうの。とたんに目が覚めます。デ5022号が作業に出動しているようです。理由はよく分かりませんが、万葉線の列車無線の指令は、「あなたは…」と呼びかけるスタイルで指示を出しています。米島口を出たところで、再び無線の声、どうやら、私の乗った電車とデ5022号が新吉久で交換するようです。そうなると、新吉久までこの電車で行って、相手方が先着していれば、すれ違いに発車してしまうことになるので、次の能町口で降りるしかないことになります。
 前回はネコ電車を従えてやって来たデ5022号は、今回は青いデザイン電車の先導でやって来ました。先導といってもずっと離れて、辺りを払うかのように、堂々と、彼はやって来ました。何枚か写真をとって、能町口の交差点を曲がって行く後姿を見送りました。今年は大雪で彼の出番も多いようです。今日はまったくタイミングよく会えて、9時間近く電車に揺られた甲斐がありました。
万葉線 デ7072号
 今日は、なぜかアイトラム運休日でもないのに、2両とも車庫で雪に埋もれていました。やっぱりこういう日は在来車のほうが、無理が効くんでしょうか。我がネコ電車もコタツで丸くならずに大活躍でした。高岡の今日の雪は、やや激しく降っていましたが、けっして厳しい表情を見せたという感じではありませんでした。しかし、街に積もっている雪の量は、2年前の大雪のときよりもずっと多く、歩道を歩くのに難儀する状況になっています。万葉線の電車は、ほぼ定刻で運転されていて、とても頼もしく思いました。