電車のりば

伊予鉄道 1001号

 以前に連載の第1回だけ紹介した松山の記事、連載5回がすでに終わってますが、そのなかから1つだけ紹介しておきます。
 歩きたい街へ 松山の公共交通/3 JR松山駅“不便”と不満の声 /愛媛 毎日新聞
松山駅付近で路面電車を延長する構想があって、現状は不便で不満であるから、もっと使いやすくすべきであるというものです。記事に出てくる京都駅が分かりやすいのかというと、私はそうも思いませんが、京都駅の今のバスのりばは、昔の市電のりばでした。松山の場合も、路線延伸とともに、路面電車ののりばを駅に近づけようという計画もあり、工夫が求められるというものです。松山がそれほど分かりにくいかというと、馴れた人はともかく、やはりはじめて来た観光客には分かりにくいのかもしれません。もちろん、乗り換えの便宜を考えると、近いに越したことはありません。ただ、松山駅の電停は行き止まりの電停ではないので、駅に近づけようとすると、路線を迂回させることになって、ちょっと他のところとは異なる条件があると思います。いろいろアイディアを出していただくのは結構なことですが、どこにでもあるような没個性的な駅前にはしてほしくないです。
 関連してこんな記事もありました。
 JR松山駅周辺整備 知事「中止あり得る」 愛媛新聞
財政難で役所とうしの駆け引きもあるようで、構想の具体化にはまだ時間がかかりそうです。今日の画像は、後ろに見えているのがJR松山駅で、伊予鉄道路面電車のりばは、この画像では見えてませんが、向かって右側にあります。